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今注目の新しい働き方!パラレルキャリアとは

昨今「パラレルキャリア」というキーワードが話題になっているのをご存知でしょうか。新しい働き方として注目が集まるこのパラレルキャリアは、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。

パラレルキャリアとは?

パラレルキャリアとは本業以外にも複数のキャリアを積むことです。一般的にキャリア(career)というと、職歴や経歴を意味しますが、パラレルキャリアの場合はビジネスに関するキャリアに限りません。ボランティアや社会貢献活動を含む幅広い活動も含まれています。つまりパラレルキャリアとは、収入を生まない活動を含む複数の職業を持つことなのです。

パラレルキャリアが注目されている理由

パラレルキャリア(parallel career)という概念は、経営学者ピーター・ファーディナンド・ドラッカーが、1999年に記した『明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命』の中で提唱したものです。ドラッカーといえば20世紀最大の経営学者で、現代経営学という学問を作った知の巨人です。

今でもドラッカーのマネジメント論をベースにしたビジネス書が発売され続けていますし、その中の一冊「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は270万部突破の大ベストセラーになりました。

ドラッカーの提唱したパラレルキャリアは、人間の寿命が延びたことにより、第二の人生を考える必要が出てきたことや、本業を持ちながら第二の活動をすることの重要性を説いています。

パラレルキャリアという概念が世に出てから20年が経過し、ドラッカーの説いた大企業の経営破綻や企業寿命の短命化、働き方の多様化が起きており、複数のキャリアを並列的に積むライフスタイルが具体性を帯びてきたのです。

複数のキャリアを持つことはもはや限られた人にだけ許された特別な選択肢ではありません。一般人にも検討の余地が出てきたのです。

パラレルキャリアと副業の違い

パラレルキャリアのパラレル(parallel)とは「平行して」という意味を持っています。これに対して副業はside businessと訳されます。副業の副はsubという意味です。

これらが意味するのは、Centerに対してsideがあり、mainに対してのsubです。つまり、副業には本業よりも重要性が低いという明確な優先順位がついているのです。本業の給料に対して副業収入が数万円、という例ならイメージしやすいかと思います。これに対してパラレルは優先順位の差がありません。並列だからです。

つまり、複数のキャリアを並列的に積んでいくのがパラレルキャリアなので、一つ目の仕事の給料が〇〇円、二つ目の仕事が〇〇円、といった形になります。

もちろん実際は収入の多いキャリアと少ないキャリアがあり、収入を生まない社会貢献活動のキャリアもあるので、生計を立てていく上での重要度の差はあります。しかし、言葉の定義の上ではキャリア間の重要度に差がないと言えます。

副業とパラレルキャリアの違いは、複数の仕事をする上での重要度の有無なのです。

パラレルキャリアのメリット

パラレルキャリアを実践する上でのメリットは下記の通りです。

●人脈が広がる

パラレルキャリアを実戦すると、会社の外で活動をすることになるので必然的に人脈が広がります。会社員としては接点を得られない人とつながることができるでしょう。

人脈が広がると、後々様々なチャンスを獲得しやすくなります。

●スキルの向上

様々な活動をすることで、今まで持っていなかったスキルを身に付けたり、既に持っているスキルが向上します。

スキルには相互作用があります。特定のスキルだけを磨くよりも、他のスキルを組み合わせることで新たな価値が生み出せます。スキルが磨かれていくとできることが増えるので、今後の選択肢が広がります。

●物事の見方を養える

一つの仕事だけをするよりも、物事の見方が多面的になります。会社の常識は会社の数だけあります。業界に共通する感覚もあるでしょう。

例えば自動車製造会社の常識と漁師の常識は異なります。自動車製造工場では動作の一つひとつまで効率化を図り、徹底的に生産性をアップさせますが、漁師の場合は自然環境を相手にするため、そうしたことはしないでしょう。この2つの仕事は、視点や価値観が違うのです。もちろん、同じ業界内でも会社が違えば色々な差異があります。

新たな価値観や物事の見方をビルドインすることで、本業の活動で気が付いてもいなかった強みや弱点が見えてくるでしょう。

このように会社の外で様々な価値観に触れて、物事の見方が養われていきます。

パラレルキャリアのデメリット

いい事づくめに見えるパラレルキャリアにもデメリットがあります。それは、本業との関係です。どんな人でも時間と体力は有限なので、並列的に様々な活動をしていくと、本業に影響が出る可能性があります。

副業でも同様ですが、新しいことを始めるには時間と労力を注ぐことになります。あまりに手を広げすぎると自分のキャパシティを超えて、最も優先順位の高い本業に支障をきたす恐れがあるのです。

副業は解禁の方向に向かっているとは言え、現時点ではいまだに会社以外で働いてはいけないという規定のある会社も多くあります。規定がなくても本業とは別にビジネスをしている事が知れると、社内の立場に悪影響が生じる可能性もあります。調子が悪いときに他のビジネスに手を出しているせいだとか、あらぬ批判を受けかねません。

おそらく、近い将来には複数の仕事を持つのが当たり前の社会になっていくと思われますが、現時点でパラレルキャリアを実践するには、副業と同じように会社バレに注意する必要があります。

一つの仕事だけに集中していると、それが無くなった時が大変です。インターネットの登場以降、変化が激しい社会ですから、複数のキャリアを持つことは自身の成長だけでなく、リスクの分散や自己防衛にもなります。

気持ちの上での重要度に差はあっても、副業をすることも別のキャリアを積むための一つの手段だと言えるでしょう。

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