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独立起業時に知っておくべき資金調達方法「クラウドファンディング」

「独立・起業をしたいけど資金がない」という方にお勧めなものが「クラウドファンディング」です。昨今話題になることも多いこのクラウドファンディングですが、どのようなメリット・デメリットがあり、どうやって取り組めばいいのでしょうか。詳しく紹介していきます。

クラウドファンディングとは?

独立起業を行う場合、まとまった資金を集める手段の一つとして、クラウドファンディングというものがあります。クラウドファウンディングとは、インターネット上で不特定多数の人にお金を出して協力してもらい、金額に応じたリターンを渡すという仕組みです。例えば、映画を作りたいという理由でクラウドファンディングを募り、1000円なら無料招待、2000円なら無料招待+パンフレット、10000円なら更にDVDを付けるといった具合です。

クラウドファウンディングはいわゆる出資ではないので、プロジェクトが成功したからといって出資額に応じた配当金がもらえるわけではありません。応援や寄付といった性格が強いものです。

このクラウドファウンディングの成功例は数多くありますが、最も話題になったのが映画「この世界の片隅に」でしょう。製作に当たって資金難だったため、クラウドファウンディングで出資金を募って製作され、大ヒットしました。

もちろん、こうした映像作品だけではなく、お店の開店費用など様々なプロジェクトを展開することができます。

クラウドファンディングの種類と仕組み

クラウドファウンディングには大きく分けて5つの種類があります。

●購入型

購入型のクラウドファンディングは、あるプロジェクトに対して支援者がお金を出す代わりに、グッズやサービスなどの見返りをもらう仕組みです。映画製作費の代わりにエンドロールで支援者の名前が流れる、といった例も含まれます。クラウドファウンディングの代表的なタイプで、最も案件が多いです。

●寄付型

寄付型は、寄付自体が目的のクラウドファウンディングです。寄付なので基本的に見返りはありません。写真やお礼状等が発送される程度です。一般の募金と違うのは、目的がより明確なことです。例えば被災地支援であれば、被災地に学校を建てるというように、より明確で具体的な目的を掲げて寄付を募る点だといえます。

●融資型

融資型(貸付型)のクラウドファンディングは、日本ではソーシャルレンディングという名前で知られています。

寄付型や購入型のような協力・支援といった性格は薄く、個人投資家から少額の資金をまとめて借りたい企業に融資します。出資者には出資金に応じて分配金が支払われます。

そのため、融資型は日本の主なクラウドファンディングサイトであるキャンプファイアやレディフォーでは取り扱いがなく、ソーシャルレンディングとしてクラウドバンクやSBIソーシャルレンディングが専門で取り扱っています。

●ファンド投資型

ファンド投資型(事業投資型)は小口資金をまとめて特定の事業に投資してリターンを得るクラウドファンディングです。融資型のように借りたい企業に貸し付けるのではなく、事業への投資の側面が強いものです。

ファンド型投資のクラウドファンディング事業を行うには第二種金融商品取引業登録が必要となるため、日本ではセキュリテとソニーバンクゲートが行っています。

●株式投資型

株式投資型は企業の未公開株に資金を募るクラウドファンディングです。

何の審査も受けていない未公開株を、広く世間に知らしめて資金を集める事ができるとなると、機能的には株式上場と変わりがありません。ルールがしっかりしていないと、怪しげな未公開株をクラウドファンディングのシステムで広く売りさばくだけのシステムになりかねないせいか、海外では成功例があるものの、今のところ日本では実績がありません。

クラウドファンディングのメリット

それぞれのクラウドファンディングの特徴について紹介しましたが、単なる銀行融資や助成金で資金を調達するのとはまた別のメリットについて解説します。

●多くの資金を調達できる可能性がある

何といってもまとまった資金調達ができる点です。プロジェクトの必要性を強く訴えることで、たくさんの人からお金を集めることが出来ます。寄付や支援、共感といった性格が強いですし、何よりも返済不要です。

●資金以外のリターンを得られる可能性がある

クラウドファンディングとして世に出したプロジェクトの反応を集めることができるので、テストマーケティングをすることもできます。

資金が集まればそのまま実行すればよいですし、資金が集まらないという事は世間に求められていないプロジェクトである可能性が高いと言えます。

●出資を募る段階では料金発生しない

無料でクラウドファンディングの出資を募ることもできます。申し込み費用はかかりません。

●サービス・商品の宣伝になる

クラウドファンディングは、資金を集める過程で広告宣伝を行います。プロジェクトの存在を知ってもらわないと始まらないからです。つまりクラウドファウンディングは、広告を行いながら資金集めができるのです。

●資金調達後の手続は必要なし

プロジェクトが成功し、資金調達した後は返済の必要が無いだけでなく、報告などの手続きもありません。銀行等から資金を調達すると、定期的な報告書の提出を義務付けられることが多いので、非常に楽だと言えます。

もちろん事前に約束している出資金に対する見返りは必ず行う必要がありますが、資金調達後にクラウドファンディング会社からの縛りはありません。

クラウドファンディングのデメリット

このように返済不要、報告不要の資金を集める事ができるクラウドファウンディングですが、デメリットもあります。

●必ず成功するものではない

当然の事ですが、誰でも成功できるわけではありません。海外旅行の資金をクラウドファンディングで募ろうとして炎上・失敗した例のように、あまりにも自分勝手な理由で出資を募ると失敗します。プロジェクトがSNSで拡散されて成功する反面、悪意に晒される危険もありえます。

また、まったく反応がないという事もあり得ます。クラウドファンディングを使えば、誰でも楽にお金が集められるわけではないので注意しましょう。

●資金が集まるまで時間がかかる

クラウドファンディングのシステム上、入金されるのは約4か月後となります。銀行融資などは話がまとまれば即座に振り込まれますが、クラウドファンディングは即効性がありません。

●アイディアが利用されてしまう可能性がある

特徴的な商品やサービスを始める際にクラウドファンディングを使うと、アイディアを真似されてしまう可能性があります。

既に資金を持っているライバルが現れた場合、調達まで時間のかかるクラウドファンディングは不利になります。

クラウドファンディングの流れ

クラウドファンディングに共通する流れについて、順を追って紹介します。

(1) クラウドファンディング会社にアクセスして事業内容を記入して申し込みます
(2)申請したプロジェクトの審査を受けます
(3)審査をパスできたらプロジェクトが公開されます
(4)資金を集めながら活動報告をします。SNSを使いましょう
(5)資金が調達されたらプロジェクトは成功です
(6)出資者に約束していた見返りを渡しましょう

非常にシンプルですが、資金が集まらなければ(4)の段階でストップします。プロジェクトは失敗となり、集まったお金は出資者に返金されます。クラウドファンディングを成功させるには、魅力的なプロジェクトであることと同時に、SNS等を使って広く知ってもらう事が大事です。

リスティング広告を使ってプロジェクトを拡散する例もあるので、まずは存在を認知してもらう必要があります。

このように、クラウドファンディングには注意点も多くあります。しっかりと理解をした上で取り組むようにしましょう。

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